冷凍庫のスマートな開閉で省エネ!
無駄な電気を省く3つのアプローチとは?

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

8%削減
2015年(2014年比)

省エネ施策

  • 冷凍庫内の整理を行う
  • 凍った保冷剤は別の冷凍庫に移動する
  • 冷凍庫の開閉は人の腰回りの広さのみ

省エネの背景

おいしい食材をお届け

第309回の出演企業は「ヨシケイ三重」。三重県四日市市の食品加工販売会社です。
全国50万戸の食卓を応援するヨシケイグループの一員であるこちらの会社では、忙しくて買い物に行けない方々へ向け、食材の加工・宅配サービスを提供しています。

省エネ施策

1 3台の冷凍・冷蔵庫

食材加工の現場で注目するのは、大型の冷凍・冷蔵庫。ここでは、保冷剤を凍らせる-30℃の冷凍庫と、冷凍食品を保存する-20℃の冷凍庫、さらに野菜などを保管する冷蔵庫の3台を使用。1日に1500セットの食材を準備するため、扉の開閉も頻繁に行われていました。

2 扉の開閉回数を減らそう

冷凍・冷蔵庫は庫内の温度が上昇すると、もとの温度に戻そうと大量の電気を使用します。そこで温度上昇の原因のひとつとなる扉の開閉を減らすことができないかと考えた達人。最初に取り組んだのは庫内の整理でした。食材がどこにあるのかを明確にすることで、作業時間の短縮や開閉回数の削減につなげました。

3 保冷剤と冷凍食品を同時に…

このほか-30℃の冷凍庫で凍らせた保冷剤を、冷凍食品が入っている-20℃の冷凍庫に移動させることで、-30℃の冷凍庫の開閉回数を削減。さらに冷凍食品と保冷剤は必ず同時に取り出すことをルール化して、作業効率のアップにもつなげたのです。

まとめ

電気使用量の削減に成功!

3台の冷凍・冷蔵庫を用途ごとに上手に使い分けて、無駄な電力負荷を抑えることに成功した達人。現場スタッフの協力もあり、電気使用量8%削減の省エネを実現しました。

企業プロフィール

会社名
ヨシケイ三重
地域
三重県四日市市
業種
食品加工販売
従業員数
55人(2015/11/1現在)

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