2016年8月15日更新 Vol.14

ガスを効率よく使ってLet’s cooking!
栄養満点のビーフシチューができるまで

  • ガス

時短料理でガスを節約!

暑い日が続いていますが、みなさん夏バテしていませんか。
暑いときこそ、栄養のあるおいしいものを食べて、元気に夏を乗り切りたいもの。

だけど、家庭の主婦にとっては、毎日のゴハンの支度も暑さとの闘い!
直接触れるわけではありませんが、ガスコンロの炎の温度って、1700℃~1900℃ほどにまで上がるそうです。それは周辺も暑くなりますよね。

そこで取り組みたいのが時短料理!
調理時間が短く、ガスの節約にもつながる調理の方法を、栄養満点のビーフシチューを作りながらまとめてみたいと思います。

ガス節約4つのポイント

ビーフシチューの材料(5人前)
牛スネ肉(もしくは薄切り肉)300 g
玉ねぎ2 個
人参1.5 本
じゃがいも2 個
ブロッコリー適量
デミグラスソース1 缶
4 カップ
ケチャップ大さじ 2
小さじ 1/2

●鍋にオリーブオイルを熱して、玉ねぎと人参を炒める。牛肉もフライパンで炒め、塩こしょうを振りかける。牛肉を鍋に入れて、水3カップを入れる。
【ガス節約ポイント1】
鍋やフライパンの底の水滴は、ふき取ってからガスコンロへかけましょう。水を蒸発させるのには余分なエネルギーが必要です。


●鍋を火にかけ、沸騰したらアクを取り、ケチャップを入れて弱火で20分ほど煮込む。
【ガス節約ポイント2】
鍋には蓋(もしくは、落し蓋)をしましょう。熱が逃げずに、弱めの火力で調理が可能です。


●ひと口大に切ったじゃがいもを加えて、やわらかくなるまでさらに煮込む。
【ガス節約ポイント3】
じゃがいもや人参などの根菜類は、鍋に入れる前に電子レンジで火を通すことで、煮込み時間の短縮になります。


●デミグラスソースと水1カップを加え、塩で味を調える。弱火で5分ほど煮込んで火を止める。
【ガス節約ポイント4】
追加する水は給湯器のお湯を利用しましょう。給湯器は効率がよいので、ガスコンロで沸かすよりも省エネです。


●下ごしらえしたブロッコリーと、シチューをお皿に盛り付けてでき上がり!
【ガス節約ポイント(おまけ)】
ブロッコリーの下ごしらえも、ガスコンロで茹でずに、電子レンジを利用しましょう。
ちなみに、100gのブロッコリーを1リットルの水で茹でた場合と、電子レンジを使用した場合では、電子レンジを使ったほうが年間で約930円の節約になるそうです。

省エネのヒント見つかった?

ひとつのメニューを完成させる間にも、さまざまな省エネのヒントが見つかりましたね。ガスコンロの使い方の工夫や電子レンジの活用で、時短&ガスの省エネを実現しましょう。

▼参考HP
「家庭の省エネ徹底ガイド」経済産業省資源エネルギー庁
http://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/pdf/katei_tettei.pdf

関連動画