2019年7月15日更新 Vol.119

パソコンの電気代を安くする技を教えます!

  • 電気

毎日使うパソコン


今や使用しない日がほとんどないパソコン。メールにインターネットなど、とても便利ですよね。ほぼ毎日使うパソコンは、電源を1度オンにしたら、なかなかオフにしないと思います。そんなパソコンですが、今回はどうしたら電気代を節約できるかをお伝えします。

起動時・シャットダウン時の消費電力は大きい


パソコンは起動時(オン)とシャットダウン時(オフ)に消費電力が大きくなります。先ほども述べましたが、パソコンを少しの間使わないからといってオン・オフを何度も繰り返す人はあまりいないのではないでしょうか。パソコンを使用していて打ち合わせなどで一時的に席を離れたり、休憩時間などで作業を行ったりしない場合は、シャットダウンするよりもスリープ状態にしておいた方が消費電力を抑えられます。スリープはメモリーに作業内容を一時的に保存し、すばやく復帰できるよう、低消費電力状態で待機する機能です。


また、パソコンにも待機電力がありますので、シャットダウン後にコンセントを抜けば待機電力もカットでき、さらなる節電が期待できます。

画面の明るさを抑える

2つ目は、モニターの画面の明るさを抑える方法です。ある調査によると、輝度 40% にすると、輝度 100% のときに比べて約 23% の節電になるそうです。ディスプレイ単体でみると、実は 38% もの節電になっています。無理に暗くする必要はありませんが、視認性に問題のない範囲でディプレイの明るさを抑えることは有効な節電対策です。ノートパソコンの場合は多くはキーボードに、デスクトップパソコンではキーボードやモニターに調節するボタンなどが付いています。さらに席を外す場合は、モニターの電源をオフにするのも効果的です。

通気口の風通しをよくする

3つ目は、パソコン本体についている通気口の風通しをよくすることです。パソコンは使用中に熱を持ちます。その熱を冷ますためにファンが付いていて、通気口から熱を逃がす仕組みになっています。パソコン周辺の空間に熱がこもってしまう状況だと、ファンが効果を発揮せず、いつまでも回り続けて電気代がかさみ、パソコンの寿命も縮んでしまいます。そのためにできるだけ通気口の周りには物を置かないようにし、またときどき通気口を掃除し、風通しをよくすることが必要です。

皆さんも仕事場や家庭でパソコンを使用していると思いますが、今さらパソコンのない生活なんて考えられないですよね。今回ご紹介した方法で少しでもパソコンの消費電力を抑えて、エコな生活を送ってみませんか。皆さん、試してみてください。

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