創業以来の「もったいない精神」が浸透!
伝統の味を守りながら行う省エネ手法とは?

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

15%削減
2009年(2008年比)

省エネ施策

  • 声をかけあい照明の消灯
  • 搬入をまとめ冷蔵庫の開閉回数を抑制
  • エアコンの稼動台数を見極めて削減

省エネの背景


今回訪れたのは、福岡市博多区にある福さ屋株式会社。明太子の品質にこだわり、徹底した管理体制のもとで製造しています。 創業以来のモットーは「もったいない精神」。省エネを「自分が率先してやる」という同社の取り組みについて伺いました。

省エネ施策

1 一人ひとりが省エネ意識


廊下の消灯は当たり前。従業員のみなさんは朝、着替えのときに気づいた人が照明を消すようにしています。 終業時にも声をかけあって消灯の確認。こまめに電気を消すなど、一人ひとりが省エネのために努力しています。

2 「もったいない精神」での取り組み

達人の内藤さんは、出荷時の冷凍庫の開け閉めが非常に多いことが気がかりでした。そこで1時間に20回くらい行っていた開け閉めを2~3回に減らし、省エネに大きく貢献。 また、辛子明太子製造現場の「水場」と呼ばれる場所は温度が低いので、エアコンを消して温度を20℃に保っています。一方、機械を使用する「包装室」は水場と違い温度が高くなるのでエアコン3台で20℃をキープ。省エネで節約できた費用でX線検査機器を導入し、さらに商品の安全性を高めました。

3 省エネ効果を実証!


電気代は約15%程度の節約になり、省エネの効果を確かに実感できるところまで来たという同社。 その場所に適した省エネを見つけて改善してきた達人の内藤さんが次に目指すのは、商品の箱に再生紙を使う取り組み。 「もったいない精神」から生まれる省エネのチャレンジはこれからも続きます。

企業プロフィール

会社名
福さ屋株式会社
地域
福岡県福岡市南区
業種
食品加工
従業員数
40人(2010/1/1現在)

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