2020年11月25日更新 Vol.168

気付いたら窓がびしょびしょ!冬の結露と戦う

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気温がぐっと下がるこの時期、暖かい部屋で温かい飲み物を飲んでのんびりしながらふと窓を見ると水滴がびっしり! 室内と外気の温度差で起きてしまう結露で窓の下が水浸しになったり、カーテンがびしょ濡れになったりしたことはありませんか? これ、放っておくと家屋や家具・家電を傷めてしまうかも。今回は窓まわりの結露対策をご紹介します。

結露が危険なワケ


気温による空気中の水分量の変化で起きる結露。窓ガラスが濡れているだけと放っておくのは危険です。 室内の過度な水分はカビや腐食の原因となり、それが原因でアレルギーや疾患を引き起こすこともあります。人体にも家屋にも悪影響を与えかねないので、 しっかりと対策をしておきましょう。

温度差を小さくする

温度差が大きいと結露も起こりやすくなります。小さめの部屋に自分ひとりしかいない場合などはエアコンで部屋全体を暖めるより、 電気毛布やこたつなどで温まるほうが結露が発生しにくくなります。また、過度な湿気も結露のもとになります。適度に換気を行い、 加湿器をつかう場合もなるべく窓から離れた場所で使用しましょう。

どの家にもある洗剤で対策

なんと家にある食器用洗剤が結露を防いでくれるんです!洗剤を水で20倍ほどに薄め、よく汚れを拭き取った窓に薄く伸ばし乾くのを待ちます。 洗剤に含まれる界面活性剤の水を弾く働きで結露を防ぎます。 洗剤を塗る前にエタノールなどで殺菌、防カビ対策をするとより効果がアップしますよ。ただし効果は1週間ほどなのでご注意ください。

市販の便利アイテムを使用する

市販の結露防止スプレーは効き目が強く、洗剤を使用するより効果が長持ちするので、こまめに塗り替えができない方は市販のものを使用するのもいいかもしれません。 また、窓全面に貼り付けるシートタイプのものや、サッシ部分に取り付ける吸水シートなどさまざまなアイテムが販売されているので、自身の生活にあったものを選ぶといいでしょう。 家屋や家具・家電を長く快適につかうためにも、冬の結露対策を心がけましょう。

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