2018年5月25日更新 Vol.78

世界中の人々が環境について考える日
日本ではエコライフ・フェアを開催!

  • リサイクル・その他


6月5日は「環境の日」(世界環境デー)です。これは、1972年6月5日にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して国連が制定。日本では環境庁(当時)の提唱で、1991年より6月の1ヵ月間を「環境月間」としました。広く国民に環境保全についての関心と理解を深めてもらうとともに、6月5日には国や地方公共団体などにおいて、各種イベントが実施されます。

さまざまな団体・企業がイベントを盛り上げる

今回は「環境の日」にあわせて全国各地で開催されるイベントの中から、東京の「エコライフ・フェア」をご紹介します。環境省、地方公共団体や企業、NGO・NPOなどが連携し、環境保全に関する普及啓発活動を実施してきました。近年は、環境の日の前後に東京・渋谷の代々木公園ケヤキ並木・イベント広場で開催しており、2018年は6月2日(土)・3日(日)の2日間行われます。

気軽に体験・参加ができるブースが多数

出展ブースは「しぜんゾーン」「せいかつゾーン」「ちきゅうゾーン」「NGO・NPOゾーン」に分かれ、「せいかつゾーン」では、環境省が東京五輪に向けた「みんなのメダルプロジェクト」のブースを設け、使用済み小型家電を回収。「ちきゅうゾーン」では、日本ソーラークッキング協会が、国内外のソーラークッカーの展示と実演を行い、希望者は調理器具を体験できます。そのほか各ブースにはゲームやクイズも多数あり、最新のエコ情報を楽しく学ぶことができます。

アーティストのトークショーや音楽が楽しめる

メインステージでのイベントも充実しています。6月3日(日)は、LUNASEAのギターリスト・SUGIZO氏を招いて、「次世代エネルギーと音楽について」のトークショーが行われるほか、さまざまなアーティストの音楽ステージが開催されます。フードコートでは、環境に配慮したオーガニック食材を使用したエコ・レストランが多数出店予定で、親子で楽しみながら学べるワークショップなども企画されています。入場無料となっていますので、環境について思いを巡らす機会にしてみてはいかがでしょうか。

開催概要

【名称】エコライフ・フェア2018
「気づき」から「行動」へ ~地球の未来のために~

【主催】環境省(共催:渋谷区)
【会場】代々木公園・ケヤキ並木
   (NHKホール前/イベント広場)
【日程】2018年6月2日(土)、3日(日)
└出展時間 10:00~17:00
【入場料】無料

関連動画