2018年3月15日更新 Vol.71

この部屋空気が悪いなぁ…
植物が解決してくれるかも

  • リサイクル・その他



たくさんの緑が芽吹く春。身の回りに植物があると、なんだか気持ちがいいですよね。
植物には気持ちを落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があると言われていますが、それ以外にも実はすごい能力があるんです!

植物はリラックス効果だけじゃない!

植物は光を当てることで空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出します。 つまり、植物を部屋におくだけで酸素濃度の高い部屋になります。 そのほかにも葉からの蒸散作用で部屋の湿度を適度に保つなど、部屋に植物を置くだけでインテリアだけでなく、気分も空気も良好な状態にしてくれるのです。

さらに驚きの能力をもつ「エコプラント」

NASA(アメリカ航空宇宙局)は宇宙開発における密閉空間での酸素濃度の調節や空気の清浄化を目的に、 植物の光合成に着目し、研究していました。 その研究のなかで特に高い空気清浄効果があると照明されたものはエコプラントと名づけられ、近年日本でも注目されています。 エコプラントはシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやアンモニアなどの有機化合物を除去する効果も認められています。

どんな種類があるの?

エコプラントのなかでも身近で育てやすい種類をご紹介いたします。

・アイビー
耐寒性があり、日陰でも育つアイビーはつる性で夏の日よけにもなります。10センチほどの長さに切り、 水にさしておくと簡単に育つので、テーブルの上に置いておくのもいいでしょう。

・ポトス
接着剤やフローリング材、ビニール袋などに含まれているホルムアルデヒドの除去効果が高い植物です。 明るい日陰を好むので、玄関やトイレなど小さな窓のそばに置くのがおすすめです。
・アロエベラ
食用としてもお馴染みのアロエベラは多肉植物なので水やりの手間がかからず、比較的寒い気候にも耐えることができるので初心者にも安心して育てられます。 ホルムアルデヒドの他に、ベンゼンの除去効果もある植物です。

春からの新生活。インテリアに観葉植物を取り入れる際は、エコプラントを選んでみてはいかがでしょうか。

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