2020年2月25日更新 Vol.141

タピオカ選びの決め手に新提案
ドリンク,かわいさ,…&環境!

  • その他

まだまだ続くタピオカブーム

昨年、日本で大流行したタピオカドリンク。「2019 ユーキャン新語・流行語大賞」には“タピる”(タピオカドリンクを飲むこと)が選ばれましたが、2020年に入った現在も、あのぷるぷる・もちもちの食感とバリエーション豊富なドリンクを求めて、各店で行列を成しています。タピオカはこんにゃくのような食感ですが、実はカロリーは高め。原料にキャッサバというイモの一種を使用しています。

タピオカ概要はこんな感じ

キャッサバには有毒成分が含まれるため、きちんと毒を除去した後、根茎からでんぷんを抽出しタピオカをつくります。このタピオカをドリンクに入れて販売を開始したのは台湾といわれ、日本には1990年代後半に上陸、2000年頃からコンビニエンスストアでも販売されるようになりました。最近タピオカのブームが来ましたが、随分前から販売されていたのですね。

ブーム到来により見えた課題

しかし、ブームに伴い課題となったのが「ごみ問題」。街中に設置されているごみ箱は数が少なく、道端に容器が散乱しているのが目立ちます。また、使用しているのはプラスチック性のストローや容器が多く、飲み残しは中身と分別して捨てなければなりません。ごみ拾い活動を進めてくれるボランティア団体もいますが、捨てる側の意識が変わらない限りごみは捨てられ続けていくのが現状です。

自らの選択が環境を守る

現在ごみを捨てたり、飲食したりできるスペースが設られるなど、皆さんの意識を変えるきっかけづくりが行われています。さらに環境にやさしい紙のストローや、繰り返し使えるタンブラーなどでの提供を始めた店舗も。環境活動というと難しいように思いますが、さまざまな企業や団体が働きかけています。それらを調べることで、自らお店や飲む場所、捨てる場所を選択していくのも、環境活動への貢献につながります。

関連動画