今回は長野県須坂市、信州の豊かな自然に囲まれた湯っ蔵んどの省エネを紹介します。こちらの温泉施設は、大浴場と開放的な展望露天風呂、さらに施設内で販売する地元食材を目当てに遠方からも多くの利用者が訪れます。省エネのポイントは、スタッフの負担にならないようにすることだといいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度 

電気使用量

約3%削減
2014年(2013年比)
省エネ施策
- 部署ごとにチェックシートを作成
- 使わないときはボイラー室の照明を消す
- 宴会スタッフと連携してエアコンをオフ
省エネ施策
1 長野県最大級 食と癒しの日帰り温泉

2 節電チェックシートでムダを見つける

達人は「各セクションで“節電チェックシート”を使って省エネしています」と紹介してくれました。そのシートには、省エネにつながる行動が営業中と退社時に分けてリストアップされています。(退社時:PC・冷蔵庫のコンセントを抜くなど)スタッフは1日に最低2回、項目に沿って現場をチェックして回ります。
3 ベーカリーでできること

チェック項目は店や部署ごとに異なります。たとえばベーカリーでは、営業時間中のオーブンやフライヤーなどは状況に応じて消す、退社時は換気扇の電源オフするといった活動を行っています。こうしてスタッフが無理なくできる小さな取り組みを、毎日コツコツと積み重ねているのです。
4 使わない電気は消すという基本を徹底

施設には大浴場をはじめ、自然に囲まれた露天風呂などおよそ15の風呂があります。これまで2階の浴場へ湯の張り具合いを確認するために行っている間も、1階のボイラー室の照明はつけたままでした。現在は入室時に電気をつけ、退出時に消すという習慣を徹底しムダを省いています。
企業プロフィール
- 会社名
- 湯っ蔵んど
- 地域
- 長野県須坂市
- 業種
- 日帰り温泉
- 従業員数
- 20人(2014年6月1日現在)

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