電気と同様にムダは省く!
まぐろも余すところなく活用

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星1個(星3個が最もお手軽)

電力ピーク

10%削減

省エネ施策

  • 風力・太陽発電で自家消費
  • 人感センサー照明、LED照明の導入
  • トンネルフリーザーの稼働時間を減らす

省エネの背景


今回の出演は埼玉県川越市の総合卸売市場内にある株式会社マリンフレッシュ。設立以来「明るく楽しく」をモットーに、 まぐろの加工・販売を行っています。達人の木村社長は新しい物好きと社内では評判。どんな取り組みをしているのでしょうか。

省エネ施策

1 なんでも取り入れる


達人はただ新しいものが好きなわけではありません。風力発電機やソーラーパネルで自家発電をしたり、事務所内の照明をLEDに入れ換えたり、 廊下の照明に人感センサーを導入したりと、早い時期から環境活動を開始しています。

2 工場内では生産性向上を重視


達人は生産性を上げるため、毎日の朝礼で10分間教育を行っています。ここで工場長を中心に衛生管理や省エネ活動について勉強・共有しています。 さらに清掃に使う水は水・お湯・殺菌用のオゾン水とホースの色を分け用途を明確に、ホースの先のガン部分は節水効果のあるものにしています。製品の梱包も出荷先によってテープの色を変え、作業効率を上げています。

3 作業をシフトして省エネ

24時間稼働の超低温の冷凍庫や製氷機、衛生管理のための空調など電気代がとてつもなくかかる水産加工工場。そこで達人が目をつけたのがトンネルフリーザーの稼働時間でした。 朝から夕方まで稼働させていたトンネルフリーザーを、原料の送り込みの時間を調整することで午前のみ、午後のみと半分の稼働時間で済むようにして、工場全体で10%の電気使用量削減に成功しました。

4 マグロも最後までムダにしない

骨に残ったマグロの身をさらに機械でより分け、最後に残った骨は卸売市場内で経営しているうどん屋で出汁として使用しています。 「食べられるものは食べる。捨てるのは最後の手段」と話す店長は素材や煮込む時間を工夫して出汁を作っています。

企業プロフィール

会社名
株式会社マリンフレッシュ
地域
埼玉県川越市
業種
水産加工

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