5Sから生まれた省エネ効果
楽しみながらアイデアを出し合う

2006年ころから省エネに関する改善活動を始めた達人は、2009年に「５Sプロジェクト」を立ち上げました。 ５Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」。
月に1度、プロジェクトチームが工場内をパトロールし、5Sが守られているかを確認、その結果を食堂の壁に貼り出して社員の意識向上を図りました。 続いて電気エコプロジェクト会議も開催し、節電に取り組みました。プロジェクトに参加することで、社員一人ひとりが省エネを意識するようになりました。

達人はほかの会社の5Sの取り組みを聞き、自社にも取り入れました。たとえば工場の床は社員自らが塗り替えた結果、こまめにモップで清掃するなど５Sが行き届いて作業効率も上がりました。 ほかにもエアパッキンを試験的に窓に貼り、外気熱が軽減されるか測定するなど、次々と新しい活動にチャレンジしています。 今後の予定は屋上緑化運動。社員が楽しんで取り組めることを意識して計画しています。社員と環境にやさしい達人の取り組みに今後も期待できそうです。