おしぼりは立派な省エネアイテム！
水を削減する厨房掃除法も紹介します

省エネ経済効果・費用

お手軽度

今回の出演は東京都港区の叙々苑游玄亭西麻布本館。良質な焼肉と心づくしのサービスを提供する焼肉専門店です。 6つのフロアにさまざまなタイプの個室があるこの店舗では、どんな省エネ活動をしているのでしょうか。

以前使用していた紙おしぼりを布おしぼりに替えることでゴミを減らし、リサイクルにつなげました。また、冷たい布おしぼりを定期的に交換することでお客さまの体感温度が下がり、快適な環境を提供できました。空調温度を頻繁に変えることが減り、省エネも実現しています。

店内はフロアが細かく分かれているので、使っていないフロアの照明や空調は消すようにしています。個室や仕切りのある席では空調や照明の使用はお客さまのいるところだけとし、不要なところは消すように徹底しています。また室温は常に27℃に設定するルールを設けています。

厨房の床掃除の際は大量の水を流すのを止め、落ちているゴミをこまめに拾い、汚れているところはデッキブラシで掃除しました。冷蔵庫やシンクは霧吹きで水を吹きかけて拭き掃除をするなど、厨房全体の節水に努めました。
達人にとって省エネとは「業務の一環」。小さな工夫の積み重ねが省エネへとつながりました。