2017年6月23日更新 Vol.45

気付くと増えている傘。余った傘をどう利用する?

  • リサイクル



全国各地、雨の多い季節になりましたね。 出先で突然の雨…というときについ傘を買ってしまって気付けば家に傘が何本も…なんてことありませんか? 家に余っているけど捨ててしまうのはもったいない…。そんな傘の利用方法を集めてみました。

特に多いのがビニール傘

日本国内で流通している傘の実に半数がビニール傘だそう。雨のたびに増えていく…、そんなビニール傘はシェアリングサービスに寄付、共有してみませんか?たとえば東京・渋谷の『シブカサ』では企業や個人で処分予定のビニール傘を集め、提携店で借りることができます。急な雨でも傘を新しく買わずに済むので、環境にも優しい取り組みです。

丈夫な布製の傘

そしてまだ使えるけど処分するのはもったいない…という布製の傘は? 海外途上国などへ寄付をするために、不要な傘を集めている団体があります。 誰かが使った傘をまた別の誰かが使うこのサイクルで、みんなが笑顔になるといいですね。

国際社会支援推進会 ワールドギフト

折れてしまった傘を使って…

では最後に、骨が折れて使えなくなってしまった傘の活用法について。 もう雨の日には使えませんが、リメイクして第二の人生、なんて技もあります。 傘を布部分と骨に分け、外した布部分を縫い合わせることで折れてしまった傘もエコバッグやリュックサックカバー、巾着にエプロン、そで口カバーなど様々なグッズに生まれ変わります。また傘の布なので撥水性に優れ、汚れが落ちやすいのも素敵ですね!

最後に

1人あたりの傘の所持数は、世界平均2.4本に対して日本は平均3.3本と世界1位だそうです!しかし傘の年間購入数ランキングでは世界平均を下回るなど、日本人はやはりものを大切にする習慣が身についているのかもしれません。傘に限らず色々なものを長く使い続けたいですね。

参考:ウェザーニュース