登園時間のエアコン使い方など
こまめな省エネで電気を削減

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電力ピーク

27%削減
2015年(2012年比)

電気使用量

9%削減
2015年(2012年比)

省エネ施策

  • 登園時の電力ピークをやわらげるため、乳児・幼児で合同保育を実施
  • 日当たりの良い午前中は窓側の床暖房の使用を控える
  • 照明・空調はこまめなオンオフを徹底

省エネの背景

豊かな自然に恵まれた保育環境

今回は東京都西多摩郡日の出町にある"宝光保育園"の省エネを紹介します。
都心から電車で1時間程度の同園は自然に恵まれた環境。
四季を通じて自然に接することで、お子様の健やかな成長をサポートします。

省エネ施策

1 乳児・幼児の合同保育

冬場は冷え切った保育室を暖めるために、全室で一斉に空調を稼動。これが電力ピークとなり、保育園の電気料金の基本料金に大きな影響を与えていました。
そこで達人はその電力ピークの波を緩やかにするため、全室の暖房セットをやめ、登園時は乳児・幼児をそれぞれ一室に集め、その後に各保育室に行くようにしました。
これにより、使用電力のピークを下げ、基本料金削減に成功しました。

電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?

電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。

2 午前中の床暖房をオフに

また、達人は空調の使い方も改めて見直しました。今までは習慣でオンにしていた床暖房ですが、日当たりのよい部屋では時間を決めてスイッチをオフにし、電気使用量を削減しました。

3 照明・空調はこまめなオンオフを徹底

さらに園児が外で遊ぶ際、照明や空調をこまめに消します。また、その際は窓を開けて空気の入れ替えも積極的に行ないます。
温まった空気を外に逃がしてしまうのでもったいないような気がしますが、冬は風邪やインフルエンザが蔓延する時期。
園児の健康を第一に考え、無理な省エネは行なわないのが同園の方針です。

まとめ

電気ピーク27%削減 電気使用量9%削減

達人をはじめスタッフがこまめな省エネに取り組んできた結果、宝光保育園では電力ピークを約27%、電気使用量を約9%減らすことができました。

企業プロフィール

会社名
宝光保育園
地域
東京都西多摩郡日の出町
業種
教育・学校
従業員数
20人(2016/4/1現在)

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