作業効率と品質に影響なし!
職人の協力で省エネを実現

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星1個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

18%削減
2015年(2013年比)

電力ピーク

10%削減
2015年(2014年比)

省エネ施策

  • LED照明の導入
  • 作業時間を調整し、電力ピークを分散

省エネ施策

1 地球にやさしい包装容器


今回は愛知県小牧市にある外装容器などを製造する株式会社ゴトウ容器 小牧工場の省エネを紹介します。国産のスギやヒノキを使った樽や桶をはじめ、プラスチック製の容器もつくっています。達人はまず工場内にある水銀灯をLED照明に変更し、新しいエアコンに入れ替えることで、電気使用量の改善に着手しました。

2 機械の稼働を分散化


こうした設備の入れ替えのほか、エアコンの使い方や作業工程を見直して、電力ピークを抑える取り組みも行っています。
こちらは木材を削る機械。以前は連続して1時間以上稼働させることもありましたが、他の機械やエアコンの使用が重なると一気に電力ピークに。

電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?


電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。

3 職人の協力で進む省エネ


現在は清掃作業を途中で挟み、機械の稼働をストップさせて電力使用を平準化させています。当初、職人たちは作業工程の見直しに戸惑ったそうですが…「なにか変えていかないことには変わらない。実際に工程を変更してみるとそこまで違和感はなく、なるべく機械の稼働を分散させている」と話してくれました。

4 変えられない箇所はそのまま


次に木製の容器を保管する倉庫へ。木はデリケートなため、梅雨などは湿気が溜まりやすくエアコンを24時間稼働させているといいます。倉庫のエアコンを止めずに電力ピークを抑えられるよう、その他のエアコンの使用ルールを決めたそうです。こうして作業効率や品質に影響を出さずに、省エネに成功しました。

企業プロフィール

会社名
株式会社ゴトウ容器 小牧工場
地域
愛知県小牧市
業種
木製容器・プラスチック製品製造販売
従業員数
17人(2015年4月1日現在)

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