品質の維持に必要な電気
省エネの鍵となるエアーブローって?

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電力ピーク

20%削減
2013年(2007年比)

省エネ施策

  • 緩衝材を窓に貼って暖房効率を上げる
  • エアーブローの使用時間を短縮

省エネ施策

1 金型製造工場での省エネ活動


今回は自動車関連の工場が集まる福岡県久留米市を訪ねました。株式会社イワモト 九州工場は従業員8名で、自動車部品の金型をつくっている会社です。こちらではお金をかけずに、ある身近なものを使って省エネしているといいます。どんな取り組みなのでしょうか?

2 お金をかけない省エネの工夫


早速、田中調査員は事務所の窓に緩衝材が貼りつけられているのを見つけました。窓ガラスを通して冷気が屋外から室内に入るのを抑える効果があり、2010年から取り組み始めました。達人は工場宛ての荷物の梱包で使われる緩衝材を再利用し、お金をかけずに省エネしました。

3 緩衝材の効果を比較


休憩室を借りて、緩衝材の効果を比較してみました。まずは緩衝材を貼っていない窓ガラスの外側と内側を触ってみると、両側とも冷たく同じ温度に感じました。一方、緩衝材を貼った窓は内側が暖かく、外側とは全く温度が異なるようです。また、休憩室では階段の下にビニールシートを設置し、暖気が2階に上がるのを防ぐことで暖房効率が上がりました。

4 エアーブローの使用時間を短縮


さらに達人は製品の加工工程でも省エネに取り組んでいます。品質の維持に重要なのが、加工中に製品の上に落ちる鉄くずの掃除。以前は空気を噴出するエアーブローを常時使っていましたが、現在は小さなクズを飛ばすときのみ使用し、残りはほうきで掃くようになりました。

企業プロフィール

会社名
株式会社イワモト 九州工場
地域
福岡県久留米市
業種
金型製造
従業員数
8人(2013/2/1現在)

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