シーリングファンの効果とは?
実際に温度差を測ってみた

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

17%削減
2012年(2009年比)

省エネ施策

  • シーリングファンとエアコンを併用
  • エコ委員会を開催し、省エネアイデアを募集
  • グリーンカーテンを設置

省エネ施策

1 利用者の気持ちを大切にした生活支援


今回は福島県福島市にある介護老人保健施設 はなひらのの省エネを紹介します。短期入居施設やデイケアのほか、デイサービスなど4つの施設が併設されています。こちらは4200平方メートルもの広い施設で効率よく暖房を使い、省エネに成功しました。早速どんな工夫があるのか調査してきます!

2 施設が広く暖房が効きづらいのが課題


施設内を歩いて回ると6:38もかかりました。これだけ広いと暖房が効きづらそうですが…「暖房をつけるだけでは足りないので、シーリングファンを導入して上に溜まった温かい空気を下ろしています」と話す達人。それでは場所によってどれくらい温度差があるのでしょうか?

3 シーリングファンの効果はいかに


実際に温度計で測ってみると室温が26.5℃に対し、天井近くも26.5℃。今度はシーリングファンを止めて15分後に図ると…27.8℃で1.3℃上がりました。シーリングファンを使うことで、隅々まで暖気が行き渡り室温が均一になるということがわかりました。

4 利用者を優先した省エネ活動


さらに館内のエアコン84台をすべて省エネタイプに交換。省エネを始める前と比べて、電気代が17%削減できたといいます。広い施設でも効率よく温めることで利用者に快適に過ごしてもらえるよう配慮しています。また、こちらには発電機も用意しています。災害などによる停電時も安心ですね。

企業プロフィール

会社名
介護老人保健施設 はなひらの
地域
福島県福島市
業種
介護施設
従業員数
90人(2010/3/1現在)

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