遊び心がたっぷりの
手作りアイテムがいっぱい♪

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約10%削減

今回登場するのは山梨県山梨市の株式会社平山ファインテクノ。明治43年の創業で、プリント配線板の設計製造を行う老舗企業です。以前から省エネへの意識が高かったようですが、どんな取り組みをしているのでしょうか。

社内では6S委員会、生産革新委員会、提案委員会など、さまざまな委員会が活動しています。なかでも6S委員会は、一般的な5Sに『整合』のSをプラスし、社員の気持ちをひとつにして目標を達成しました。各委員会で活動結果を公表し、日夜改善に取り組んでいます。

節電委員会はそれぞれの課から選出されたメンバーが月に一度節電施策を検討する会議とパトロールを行い、節電施策の提案をしています。例えば目視検査課では、蛍光灯を間引き照度が下がることで検査がしにくくなるため、照度計で確認をした上で間引きを行うなど、職場環境にも配慮して省エネ活動をしています。

その他にもたくさんのアイデアが。エレベーター上昇時のエネルギー消費低減のため荷物はまとめて運搬し使用回数を減らしたり、部署ごとに昼休憩の時間をずらし電力ピークを抑えたり、設備の稼働期間をずらしたりと委員会と社員で努力を重ね、電力ピーク15％の削減に成功しました。

作業表の持ち運びや作業工程ごとの台車の行き来が大変だと感じた社員が、作業表搬送モノレールや荷物運搬を自動でしてくれる台車を自作！生産性も上がり、社員の疲労軽減にも役立っています。今後は屋上にソーラーパネルの設置を検討しているそう。社員同士で工夫し合い、これからも省エネ活動に励みます。